私たち家族が冬を越すのに必要なのは

こたつにみかん。よくアニメや漫画の世界で見る光景、という認識の人も一定数いるであろう中、私と私の家族は、冬をそんな状況で越していくのです。

我が家では冬になりこたつの出番が巡ってくると、自然に暖かいこたつにみんなが集まるので、家族団らんが増えます。

いつもはそれぞれの自室にこもってしまう家族が集まるというそれだけでもとても嬉しいことなのですが、その団らんの中でも話のタネになることが多いのは、みかん。

我が家ではお母さん手編みのカゴの中に数個入れておいて、段ボールで箱買いした残りは寒気の満ちた玄関においています。

カゴの中身が最後の一つになると、誰か取ってきてーとそれこそ漫画の世界のような言葉が飛び交い、

剥いた皮を後でまとめて捨てるために要らないチラシで折った簡易なごみ箱がなくなればチラシ取ってきてー、誰か箱折ってーと言葉が行き交います。

昨日なんかは、取ったみかんが酸っぱかったお姉ちゃんが、こっちは甘いよという私に対して、これほんとに酸っぱいからそれと交換して!なんて。

私はいやいや、ほんとに酸っぱいなんて言うならなおさら嫌だよ!と笑いましたが、結局交換してしまいました。酸っぱかったです。

それだけでも収穫早かったのかなーなんて話せて。いつもはお姉ちゃんとの会話も少ないので、私はとても嬉しいのです。

けれど、もうすぐ春。こたつさん、また来年の冬には私たちの団らんを手伝ってね。